「梅林小学校の校歌にも出てくる阿武山ってどんな山なんだろう?」毎日、校舎の窓から眺めている阿武山に卒業までは、1度は登ってみようと、6年生130名が阿武山登山に挑戦しました。5月2日は、ゴールデンウィークの谷間の元気いっぱいの1日です。天気にも恵まれ、地域のボランティア14名の方の案内で、高さ586.8mの阿武山の頂上目指して、元気いっぱい出発しました。


「山歩きの会」の14名の方の案内で
一緒に楽しく登りました。

梅林台からの登山道なので、
いきなり急な坂道が続きます。

「最初の展望台150m登った所です。
   もう、ダウンしそうな人も・・・
梅林小学校の運動場で体育の学習を
しているところが小さく見えました。

 登り初めて、1時間30分見晴らし岩からの眺めで す。広島市内がワイドに見渡せる上に、広島湾は もちろん、ぽっかり浮かぶ安芸の小富士で有名な似の島まで見つけることができました。

阿武山には「三葉の松」といって、
葉っぱが3本ある松の木が群生しています。

右側は普通の松笠。
左側は「三葉の松」の松笠です。
とても立派な松笠です。

急な坂を登って行くと、やや平坦になった
ところに石の祠があります。これは、
この地域に古くから伝わる民話「蛇王物語」
に出てくる「大蛇の尾の祠」です。

そして、さらに進むと、
またもや同じ形の祠が見られます。
これは、「大蛇の胴の祠」です。

木が倒れたり所をくぐり抜けたり、
急な道を登ったり、初めてこんな体験を
した人もたくさんいました。

登り始めて3時間。
ついに全員無事に登頂しました。中には登るのが難しい人がいましたがリュックを持ち合ったり、肩を貸し合ったりして、チームワークよく歩き抜きました。地域の方にここから見える所を教えていただきました

頂上にある「貴船神社」。
昔はここでお祭りをしていたそうです。
この奥に山頂三角点のある広場があります。

田丸先生も参加してくださりおいしいお弁当に花が咲きました。

ここからは、南東側が切り開かれて、八木梅林
から高陽町方面の町並みや山々が望めます。

  ここからは、北東側が切り開かれて、太田川の支流である三篠川流域が望めます。

さあ、下山です。下りるのもなかなか大変でした。みんなで楽しい話をして、疲れを吹き飛ばしました。

鳥越峠まで、一気に下り坂を下りて行きました。
途中、急な斜面をすべりこける人も続出。
学校までの平坦な道に出ると、やっと安心しました。


慣れない急な山道で、とても大変な阿武山登山でしたが、見晴らし岩や頂上からのすばらしい眺めは、みんなの心の中に、思い出の写真として、しっかりと焼き付けられました。校歌に登場する阿武山。毎日、眺めている阿武山。小学校卒業までのすばらしい思い出とすることができました。地域ボランティアの方に深く感謝いたします。

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