平成19年度努力事項

T 学校教育目標

豊かな心を持ち、たくましく生きる人間の育成

U 研究主題
 
豊かな心をもち、いきいきと表現できる子どもの育成
- 国語科における基礎基本の確実な習得をめざして -

V 主題設定の理由

 近年、著しい社会変化の中で、多様化する情報を判断し活用する力が個人に求められている。その中で必要とされる「生きる力」とは、物事に対し多様な見方と考え方ができ、それを基に、自ら判断し、表現したり行動したりする力である。

   本校では、昨年までの努力事項で、算数科を通して「子どもたちに考える力をつけよう」を合い言葉に研究を進めてきた。そのために、考える力を育む場面を選んで授業公開し、協議し合った。その結果、以下のような成果を得ることができた。

 ・算数がわかる楽しさを知るために、パソコンや具体物を使ったりゲームを取り入れたりして取り組んできた。その
  結果、算数を楽しみ理解できる児童が増えた。
 ・いろいろな考え方や見方を見つけたり、自分の考えを伝えようとしたりすることができた。
 ・自分の考えや思いを出し合う中で、友だちの良さに気付いたり、関わり合うことから考えが深まったりした。
 ・児童の発言内容が、学習のねらいから大きく離れないように、課題を絞り込んだものにした。その結果、ねらいに
  見合った考えがでてきて、その考えを児童相互でよりよい考えに発展させることができた。

  しかし、以下のような課題もあった。                    
 ・話をきちんと聞いていなかったり、何を問われているのか理解できなかったりするために、どう答えたらよいかを
  捉える事ができない児童がいる。
 ・一人一人の理解する力の個人差が大きく指導していく上で難しい。
 ・自分の考えを相手に伝える力や問題に取り組むねばり強さが不足している。
 ・思いやりの気持ちが欠けている児童が増えている。もっと豊かな心を持った児童になってほしい。

 これらの課題を克服するために、「思いやりのある豊かな心で、相手の話を聞き、相手の言葉を理解する力をつけたい。」そして、「自分の思いや考えを、いきいきと、表現する力をつけたい。」と願いが多く出された。これらの力をつける営みを通してこそ、「生きる力」の基礎が育まれると考えた。  

W 研究の目標

 国語科において基礎基本の確実な習得をめざす授業実践を通して、いきいきと表現できる子どもを育むための指導の在り方を追求する。

X 研究の内容と方法
 1年次は、文字言語活動である「読むこと」「書くこと」に重点を置き研究し、次年度へ発展させていきたい。具体的な方法として下記の様に考えた。
   (1)「読む力」を育てるための指導
     @音読を位置づけた授業づくりをする。
     A辞書を活用させたり、読書活動を充実させたりして語彙量を増やす取り組みを進める。
      ・朝読書を月・木曜日の週2回実施
      ・学級文庫を設置する。(教務部図書担当と連携をとる。)
     B言葉のはたらきに目を向けながら、「何が、どのように書いてあるのか」を読み取る授業を進める。
   (2)「書く力」を育てるための指導
     @「はじめ・中・おわり」という段落構成を意識させる。
     A「どう書いてよいかわからない。」という児童をなくすためには、「読むこと」と関連づけて文章の型を
      指導し、書き方の基本を活用できるようにさせる。

Y 年次計画

1年次・・・
(本年度)
 書く・読む力をつけて自分自身の表現力を育成する。
 
学年ごとに基礎基本の力が付く指導の時間の確保を考える。 
2年次・・・  聞く・話す力をつけて相手を意識した表現力を育成する。
 〈1年次と同じ〉
  ※ただし、児童の実態を考慮しながら、前年度の実践を継続した方がいい場合も想定
    しておく。  
3年次・・・
 コミュニケーション能力をつけて、「生きる力」を育成する。
 〈1年次と同じ〉
   ※ただし、児童の実態を考慮しながら、前年度の実践を継続した方がいい場合も想定しておく。

Y 年間計画
 
  授業提案 研修会
1学期・夏期休業 全体研究会(6年)・・・6月21日 ・努力事項の提案 4月
・努力事項研修会 5/17
・夏期中間報告会(全学年)
2学期 全体研究会(3年)・・・11月1日
中学校区研究会(4年・たんぽぽ)・・・10/24
 
3学期 全体研究会(2年)・・・1月31日 ・努力事項のまとめ3月
 (各学年最終報告会)
 (次年度に向けて)

Z 確認事項

@ 授業提案の学年を4月中に決定する。(全体研究会の司会・記録・準備は低中高で)
A 城山北中学校区教科等研究会についての詳細は別途提案するが、この提案学年は校内努力事項の全体研究会
  授業提案のない学年から選ぶ。
B 5学年は、「基礎基本の調査」などで負担が大きいので上記@Aの提案からはずす。
C 研究紀要は特に作成しない。
D 各学年の取り組み中間報告会を、「1学期の報告と今後の計画」という内容で夏期休業中に行う。
E 各学年の1年間の最終報告会を、3学期の「努力事項のまとめ」の時に行う。